少子化なのに待機児童が増えるワケ(新人パパ奮闘記)


まだまだ新人パパとして奮闘中の私。
当たり前ですよね。パパに休みはないのです。

さて、我が家に赤ちゃんが来て4ヶ月が経ちました。いろんなことがあり、基本は楽しいことばかりですが、その一言では語れないこともいろいろあります。そんな生活の中で最近気づいたことをまた書いてみたいと思います。

それは、今の少子化の時代において、保育園がますます大事な存在になっているという話です。

(1)家庭保育はバランスが悪い

最近、私は週の半分を自宅勤務にさせてもらって、家で赤ちゃんの世話をしながら仕事をしています。とは言っても、「世話をしながら」ですから、そんなに仕事には集中できません。

一方で、赤ちゃんの成長のために最もよい環境を用意するという視点から見ても、親と赤ちゃんだけが狭い家の中にいて、ずっと遊んであげることもできませんし、2人の人間関係だけで生活することがベストな選択肢とも思えません。

実際の経験から言っても、家で赤ちゃんと2人で過ごしながらの在宅勤務は、仕事も中途半端になりますし、赤ちゃんの相手も中途半端になります。これは男性ではなく、女性が在宅勤務するとしても同じことになると思います。

しかも、赤ちゃんが2人目、3人目と増えていくのであれば、在宅勤務とか言わずに子育てに専念するという選択もありうると思いますし、兄弟の関係もできますから赤ちゃんの成長にもプラス要素になりますが、1人の赤ちゃんに1人の大人というのはどうにもバランスが悪いのです。

(2)重要性がます保育園の役割

そこで、保育園の重要性が高まってくるわけです。専門的な役割を持った保育士さんが、仕事として、複数の赤ちゃんのお世話をする。この方が効率がよいのです。しかも赤ちゃんの成長という点から見ても、いろんな人と触れ合い、可愛がってもらったり、同じような赤ちゃん同士で遊んだりすることは好ましいことと言えると思います。

ですから、今の少子化の時代においては、家庭で育てるのが最善であって、保育園は特別な事情がある人の次善の策であるという認識を改めるべきだと思うのです。

赤ちゃんは家庭で育てるのではなく、保育園で育つもの。社会全体としてその方向性に持っていくべきだと思いますし、現にそうなっているのだと思います。

(3)自治体はかなり頑張ってます

待機児童が沢山いて大変という話は、皆さんも報道などで目にされたことと思います。我が家でも、赤ちゃんを保育園に入れようと、真面目に保活を始めたところです。

そこで分かったことなのですが、自治体はすごく頑張ってるということです。少子化が進むなかで高まる保育園のニーズに対応しようと、各自治体はすごく頑張っているようです。

まず、「認可」保育園という本来の保育園をどんどん増やしていってます。これは公立のものもありますし、民間企業が運営する私立のものもありますが、多くの自治体では同じ料金で利用できるようになっているようです。

しかし、認可保育園だけでは全然足りないということで、独自に「認証」保育園という制度を作り、民間企業が運営する保育園をそれに指定して、やはり認可保育園とほぼ同じ料金で使えるようにしているようです。

それでもまだ全員をカバーできないということで、今度はベビーシッターさんを派遣する業者と連携し、待機児童については、やはり認可保育園に入れたのと同じ程度の料金で使えるようにしているようです。ただし、このやり方が広まるにつれ、ベビーシッターさんが不足し、需要に応えきれないケースもあるようです。

などなど、もちろん待機児童となって苦労されているお父さんお母さんも多いと思うのですが、各地の自治体がかなり柔軟になんとか対応しようとしてることも見てとれます。

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というわけで、今回は保育園の話を取り上げました。自分たちが赤ちゃんを持つまでは、待機児童と言っても他人事だったのです。また、赤ちゃんが家に来てからも、しばらくはこんな感じで在宅勤務でいいのかなと思っていたのです。

しかし、赤ちゃんが成長するにつれ、やはりこれは保育園に入れないと親も子もダメになってしまうなと思い、今に至っている状況です。なんとか来年4月から保育園にうまく入れるように頑張ってみます。

なお、在宅勤務しながら子育てしようとして、実際には苦労している方は多いようです。ネット上でも沢山経験談が載ってますので、ひとつ紹介しておきます。









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