アムステルダムの計り知れない魅力(世界放浪記)



皆さん、お久しぶりのblog更新です。4月にヨーロッパを駆け足で回り、ネタを沢山仕入れましたのでどんどん記事にしていたのですが、お知り合いの方から「中さん、旅行ばかりでいいですね!」みたいな反応があり、あまり仕事してないみたいなイメージもよくないかなと(笑)少し投稿を抑えていたのでした。

ゴールデンウィークに情報セキュリティEXPOも終わり、そろそろいいかなと思いますので、少しずつ書いていきますね。

さあ、今日のネタはアムステルダム。オランダの首都です。日本人にはおなじみの名前ですよね。不思議なほど名前は知られてます。でも、どんなところなんでしょうか。私は今回初めて訪問しました。そこで見たことを共有したいと思います。

まずアムステルダム駅。1枚目の写真です。この駅は東京駅のモデルになったとも言われているそうです。あまり似てないのですが(笑)まあ、それくらいアムステルダムと東京は仲がよいのだと思っておきましょう。

とても風格のある駅であることは事実です。駅の中にクラシックな内装を保存したレストランがあり、オランダ料理をいただきましたよ。

大きな駅があることでも分かるように、ここは街全体が観光地といっても過言ではないくらい、観光客が多いのです。


それで、駅前の橋を渡ると遊覧船乗り場があり、運河ツアーに人々を誘っています。

そうです。ここアムステルダムは運河の街なのです。もともと低地を埋め立てて作った市街地であり、縦横に運河が走っています。海との間にはパナマ運河のような調整門があり、外と中の水位を調節すると同時に、船が出たり入ったりできる構造になっているそうです。

このような構造のおかげで、市街地の中まで船のまま入ることができ、様々な積荷を出したり入れたりしていたそうです。そして、この街アムステルダムは海運時代の一大物流拠点となり、地球の裏側の日本とも貿易をするほどに栄えたのだということです。


この運河と船の風景を見ていると、何となくここは穏やかでのんびりした街のように考えられると思います。

しかし、それはこの街の一面でしかないのです。

この街では、なんと大麻が合法化されています。街のあちこちにコーヒーショップという店があり、そこでは人々が自由に大麻を楽しんでいるようです。どうしてアムステルダムが大麻を合法化しているのかについては色々な理由があるかと思いますが、やはり世界に開かれた港街として、様々な価値観の人を受け入れてきたということがあると思います。

つまり、ここはのんびりとした運河の街なんかじゃないのです。ドラスチックな世界の文化の最先端の街なんだと言うことです。

そう言う意味で、もう一つ度肝を抜かれたのが「飾り窓」(Red Light)というものです。
これがそれです!


なんですか。これは?
(いや、この写真は人形なんですけどね。本物の飾り窓は撮影禁止なんです)

こんな風に本当に女性がガラス戸の中に立っているのです。売春なんです。

この飾り窓はアムステルダムの駅のすぐ近くのあたりに沢山あり、なぜか観光地になっています。男も女も子供もウロウロしてます。勇気のある男は本当に入っていきます。

お客さんが入っている間はカーテンが引かれます。お客さんが出ていくと、また同じように営業します。この繰り返しです。

この飾り窓も合法なもののようで、なんの問題もなく街に溶け込んでいます。飾り窓の隣に土産物屋があったり、カフェがあってオヤジたちが盛り上がっていたり、立派なチーズ屋があったりします。

この女性たちの人権はどうなっているのかとか、犯罪組織の資金源になるのではないかとか、子供の教育に悪いのではないかとか、いろいろな考えが頭に浮かびます。でも、そんなことは全く問題ないのだという感じで飾り窓はそこに存在しています。

というわけで、駆け足でアムステルダムの魅力を紹介いたしました。制限速度のないアウトバーンを走って感じたのと同じような新鮮な感動が、ここでも味わえました。国が違えば文化が違う、ルールが違う、常識が違うということで、やっぱり海外旅行は素晴らしいなと感じた次第です。

また、違う国に行きたいな!







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